Twitter上のフィギュアスケート好きな有志一同が立ち上げたブログです。
ロシアのブロガーMikhail Lopatin氏の記事を日本語訳して公開する場所として開設しました。
ちゃんと執筆者の了承を得ています。
ブログのタイトル「Cantilenae Amoenae」(カンティレーナエ・アモエナエ)は
ラテン語で「快美な歌声」といった意味です。
詳細は「事の始まり」という記事をご覧下さい。
なお、コメントは承認制です。
諸々の事情により返信は殆どできないと思いますが、それでも良ければ是非コメントしてください。
また、当ブログはリンクフリーですが無断転載は禁止です。どうか宜しくお願いします。

事の始まり

今からひと月以上も前のことです。日本の宇野昌磨ファンのTwitter民の間にて、sports.ruというロシアのサイトの記事が大変な話題になりました。執筆者のMikhail Lopatin氏の記事は、ロシア語が読めない人間の目から見ても明らかに昌磨愛に満ち溢れており、日本の宇野昌磨ファン一同の喜び様ときたらそれはもう大変なものでした。何しろあのフィギュア大国ロシアの御方が日本の選手である昌磨君にぞっこん惚れ込んでいる様子なのですから、浮かれるなと言っても無理というものです。思えば、あのタラソワコーチやリプニツカヤさんのショーマチカ贔屓が判明した際も、日本の宇野昌磨ファンの間ではちょっとした祭りになりました。

そんなある日、宇野昌磨ファンXさん(仮名)がMikhail氏にコンタクトを試みました。日本の多くのフィギュアスケートファンが氏の記事に感心を持っていることを伝え、その作者を広く紹介しても良いかどうか尋ねるためです。
するとMikhail氏からご返信があり、多くの読者が見込めるのであれば自らご自分のロシア語の記事を英訳し、掲載してゆきたいとのことでした。そして実は既に英訳した記事があることを教えてくださったのです。それが「My Shoma Uno: The Epilogue」でした。

そこでXさんは、この記事ならびにMikhail氏のTwitter上のお名前とスクリーンネームをツイートし、日本のフィギュアスケートファン達にこのような英訳記事をもっと読みたいかどうか尋ねてみることにしました。すると日本人のファン達がこぞってMikhail氏の記事を拝読し、そのフィギュア愛の深さに感激しては、紹介用のツイートに次々と「いいね」をしたり、感謝のリプライを付けたりしました。そうした日本のファンからの反響を受けて氏は新たな英訳に取りかかり、ついに英訳記事の第2弾が公開されました(ページの下半分に英語版が掲載されております)。

さて、その英訳記事の第2弾が公開される以前のことです。「My Shoma Uno: The Epilogue」を、いっそ誰かが日本語に翻訳してどこかで公開したらどうだろう?という話が出始めました。というのも、Mikhail氏の英文は詩や音楽の専門用語が多くかなり難解な上、分量も多いため、読み始めたものの途中で挫折した方も多いのではないかと思われたからです。そこで、どうにか最後まで読み通した有志が集い、Mikhail氏から日本語訳の許可をいただいた上で翻訳作業を始めました。そうして先頃どうにか日本語訳を完了し、漸く公開の運びとなりました。Mikhail氏のフィギュア愛に溢れる記事をお楽しみいただければ、一同これに勝る喜びはございません。

なお、Mikhail氏はロシア語が読めないフィギュアスケートファンのために、今後もご自分の記事の英訳を試みて下さるそうです。私ども有志一同も、今後も(時間がかかるかもしれませんが)Mikhail氏の英訳記事はもちろん、他にも興味深い英語の記事がありましたら著者の許可を得た上で日本語に翻訳して掲載してゆきたいと考えております。

なお、私ども有志一同は、諸々の事情により各人のTwitter上の名前を明かさず、あくまで匿名で活動することにしました。そうした方が波風が立たないと判断したためです。仮に関係者に心当たりがあったとしても、どうか口外しないようにお願い致します。

悲しいことに、Twitter上のフィギュアスケートファンの間では、品性を疑うような卑しい縄張り争いが度々繰り返されてきました。そのような一部の礼儀知らずのファンに執拗に粘着され、フィギュアスケートそのものに嫌気がさしてしまう人もいます。願わくばこの場所は、そのような悲しい諍いとは無縁の場所にしたいものです。どうかご理解とご協力をお願い致します。